新司会いらっしゃ~い 藤井隆いきなり“4連こけ”でスタジオを沸かせた

[ 2022年3月28日 05:00 ]

「新婚さんいらっしゃい!」の初収録で見事な“イスコケ”を披露した藤井隆(左)と井上咲楽
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 落語家・桂文枝(78)が51年にわたり司会を続けたテレビ朝日系「新婚さんいらっしゃい!」(日曜後0・55)の新司会者の藤井隆(50)がこのほど初収録に挑んだ。アシスタントも山瀬まみ(52)から井上咲楽(22)に交代。おなじみのイスも新調され、豪快にこけまくった。

 藤井は1組目の新婚さん登場後、3分で初こけ。その1分後には反転するほどの勢いで転び、さらに30秒後に3回目、15秒後に4回目と、5分足らずの間に“4連こけ”でペースをつかみ、2組目の新婚さんでは井上もそろってのアベックこけでスタジオを沸かせた。

 「新婚さんがセクシーでびっくりするようなエピソードやったからこけた。ホントに驚いて“ちょっと~!”と思ったら倒れてました。こんなイス初めてです」。文枝が1万回以上こけてきた伝統もスムーズに継承した。

 気遣いの人らしく、初収録に先駆け、文枝にあいさつ。その際にプレゼントされた紺のネクタイを結び「“頑張ってね”と言ってくださった言葉に恥じないよう頑張ろうと思います」と表情を引き締めた。

 そうはいっても体は正直だ。極度の緊張で「結膜炎とものもらいが悪化」(藤井)。右目は腫れ、額からは汗が噴き出す中、「他の番組も緊張するけど桁が違うんですよね」とガチガチで臨んだ。会見では「たたずまいが文枝に似ていた」との声も上がり「そうなれるよう頑張りたいです」と力強く締めくくった。放送は4月3日。

 《新しいイスでドテッ》45年ほどメンテナンスを繰り返して使い続け、文枝とともにこけ続けたイスも新調された。新品は極端に下の部分が細く、藤井いわく「座り心地は素晴らしいですけど若干ぐらぐらする」仕様。差し出された瞬間は「困ります!文枝師匠は“次の人が使ってくれるならどうぞ”とおっしゃっていたので…」と恐縮していたが、重量感があり“こけ”に適した設計のようだ。文枝版は3代目アシスタントだったジョーン・シェパード(1978~81年)の時に登場したもので海外での収録にも持ち込んだ代物。ちなみに同局の倉庫に保管しているという。

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2022年3月28日のニュース