カンニング竹山 東京五輪閉会式でスカパラ登場し涙「ギムラさんが見たらたまんねえだろうなと」

[ 2021年8月9日 13:47 ]

カンニング竹山
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 お笑いタレント・カンニング竹山(50)が9日、月曜パートナーを務めるTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」(月~木曜後1・00)に生出演し、8日に行われた東京五輪の閉会式で思わず涙した瞬間について語った。

 妻とともにテレビで式の模様を見ていたという竹山は、「選手の人たちがものすごいつまんなさそう」とバッサリ。パーソナリティーの赤江珠緒(46)も「どれくらい伝わったかというのは、ちょっとね。大変な中で準備された方たち言うのは申し訳ないところもあるけど」と率直な感想を語った。

 そんな中、竹山は、ショーで演奏を担当した世界的スカバンド「東京スカパラダイスオーケストラ」が目を引いたという。「スカパラが出た時、その手があったかと思ったよ。『そうか、スカパラがいたわ』と思って。スカパラがやっているのを俺もかみさんと見てたけど。ワイン飲みながらっていうのもあったかもしれないけど、高ぶっちゃって、ちょっと泣いちゃって、かみさんにすげえバカにされて」と明かした。

 涙してしまったのには、竹山なりの理由があったという。実は竹山は古くからの同バンドのファン。「スカパラを若い時から見てる俺から言いますと、僕が大好きなクリーンヘッド・ギムラさんっていうスキンヘッドの方がいたのよ。若くして病気で亡くなっちゃうんだけど、その人が『スカパラは世界でやらなきゃいけないんだ』って言って、若い時からスカパラは世界でやってたのよ」とエピソードを披露した。

 ギムラさんはバンド結成初期から活躍したが、脳腫瘍のため95年に死去。32歳の若さだった。そのギムラさんが生前、口にしていたのがバンドの世界進出だったという。五輪という最高の舞台でギムラさんの遺志を実現したスカパラに、竹山は感動したといい、「これをもし、ギムラさんが見たらたまんねえだろうなと思いながら、ワインを飲んでたら泣いちゃった」としみじみ語っていた。

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2021年8月9日のニュース