加藤浩次 無観客開催の東京五輪「感動はテレビで伝わった」 決定先延ばしには苦言「何だったんだろう?」

[ 2021年8月9日 10:30 ]

「極楽とんぼ」の加藤浩次
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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(52)が30日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。無観客開催の決定がギリギリだったことに改めて苦言を示した。

 ほとんどの試合が無観客という、コロナ禍で異例の大会となった東京五輪は8日に閉幕した。加藤は「僕は、開催するんだ、でも、無観客にするんだと早めに言っていた」と当初から無観客開催を主張していたことを強調したうえで「もうちょっと早めに無観客でやるって言ったら、もっといろいろなことができたと思う」と、決定がギリギリになったことに苦言を呈した。

 「当然、お客を入れたほうがお金になるっていう部分もあるかもしれないし、1人でも多くの方に見てもらうためってあるかもしれない」と一定の理解を示しつつも、「でも、あのコロナ禍であの時点でお客を入れるなんて考えられなかった、僕自身は。でも、あそこまで延ばしたって何だったんだろう?」と首をひねった。

 「結局、無観客でやっていただいて、選手の方が頑張ったことによって、感動はテレビで伝わった」とし、「結局、オリンピックというものが感染拡大させたとは言い難いと思う」と見解。「感情的に『オリンピックやってるんだから外出てもいいでしょ!』って思った方もいるのかもしれないけど、それは別の話。それは自分が思ったことだから、オリンピックが広めたわけじゃない。オリンピックの中で感染されたのは今、430人くらい。でも、普通に今、東京で(新規感染者は)4000人とか超えている、そこを考えないといけない」と力を込めた。

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2021年8月9日のニュース