コロナ感染の野々村真 自宅療養から高熱続き、急変で入院 妻・俊恵「ラッキーだったんだと」

[ 2021年8月9日 14:02 ]

野々村真
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 タレントの野々村真(57)の妻でタレントの野々村俊恵(57)が9日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)のVTR出演。感染発覚後は自宅療養を続けていた野々村が、病状急変で今月5日に入院したことを明かした。

 俊恵は放送前日の8日に番組のリモートインタビューに応じ、野々村の病状のこれまでの経緯を語った。

 野々村は、7月30日に仕事関係者の感染が発覚し、自身も濃厚接触者の可能性があるためPCR検査を受けたところ陽性と判定。その夜から38度の発熱やけん怠感、せきなどの症状が出たが、保健所からは自宅療養との指示を受けたという。翌31日から40度近い発熱が続き、4日には血中酸素飽和度の値が「90」近くまで低下したという。その後、救急車を呼んだものの、救急車の到着時に「96」まで回復していたため、その時点での搬送は見送られた。ただ、翌5日、再び数値は低下し、保健所の指示により入院することになったという。

 入院時は、エックス線検査で両肺が真っ白の肺炎で、医師からは「重症化するかどうかの瀬戸際です」と説明を受けたという。現在はマスク型の酸素吸入器を使用し、「絶対安静」の状態が続いているという。

 急激な体調悪化で入院。番組MCの坂上忍(54)は、俊恵が「たぶん、ラッキーだったんだとこれは」と語っていたと明かした。

 野々村は7月30日の感染発覚から入院する今月5日まで自宅療養を続けたことになる。一軒家のため、家庭内感染を防ぐために1階と2階で分かれて生活していたとし、俊恵は、自宅療養時の苦労として「飲み物などを運ぶときは常に手袋と消毒。共同で使用する洗面所などは使用するたびに消毒」「自分が濃厚接触の疑いのため、買い物ができないため、近所の友人に買い物を頼み、玄関前に置いてもらった」「対面できないのでいつ容体が急変するかわからないので、“見守りカメラ”などを用意すれば良かった」などと挙げた。

 菅首相は4日、患者の入院を制限し、中等症以下は自宅療養を基本とする政府方針を発表。与党から撤回や見直しを求める声が相次ぎ、5日に肺炎などの中等症で酸素吸入が不要でも、高リスクなら入院できると一部方針を修正した。

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