木下優樹菜さん “タピオカ騒動”で損害の化粧品会社から訴訟 約3億円規模

[ 2021年5月27日 23:07 ]

木下優樹菜さん
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 昨年7月に芸能界を引退した元タレントの木下優樹菜さん(33)が、イメージモデルを務めていた化粧品ブランド会社「ロハス製薬」などから“タピオカ騒動”によってブランドイメージが毀損されたとして、約3億円の損害賠償を求める民事訴訟を東京地裁に提起されていることが27日、分かった。

 提起したのは「ロハス製薬」とその関連会社である「アイア社」の2社。当時木下さんは美容用フェースマスク「ALFACE+(オルフェス)」のイメージキャラクターを務めており、同社は木下さんのほか、当時の所属事務所「プラチナムプロダクション」と、出演を仲介した広告会社「Birdman」の3者に対して提訴。

 「Birdman」側が公式ホームページで訴訟を明かし、2億9615万1489円の損害賠償を求められていることを公表。2社から今月20日に訴状を受け取ったという。今後については「ロハス製薬株式会社及びアイア株式会社の主張はいずれも認められるものではないとの前提で、裁判において当社の主張を行い、本件の適切妥当な解決を図ってまいります」と言及した。ともに提訴された「プラチナムプロダクション」も「訴状は届いております。今後は弁護士と協議の上、適切に対応していきます」とした。

 木下さんは2019年10月に実姉が勤務していた都内のタピオカ店へのどう喝まがいのメールを送っていたことが明るみに出て騒動に発展。同11月から芸能活動を自粛。12月にお笑いコンビ「FUJIWARA」のフジモンこと藤本敏史(50)と離婚。20年7月に活動再開したが、わずか5日後に芸能界引退を発表した。

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2021年5月27日のニュース