深田恭子 9月ごろまで休養、適応障害の診断 映画撮影期間中倒れる

[ 2021年5月27日 05:30 ]

深田恭子
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 女優の深田恭子(38)が適応障害と診断され、当面活動を休止することを26日、所属事務所が発表した。

 発表によると、昨年春ごろから体調を崩しがちになり、今月に入り診断を受けた。出演予定だったフジテレビの7月期ドラマは降板。撮影中だった映画は深田の体調不良も考慮し撮影延期になった。

 適応障害とは、生活の中で生じる日常的なストレスにうまく対処することができず、抑うつや不安感が出たり、行動に変化が表れ、社会生活に支障をきたす病気。

 近い関係者によると今月中旬、映画の撮影を終えた直後に倒れ、搬送され点滴治療を受けた。「一時は動けないくらい深刻な状況だったようだ」という。

 症状が悪化した背景には「オーバーワークがあったのかもしれない」と親しい知人は明かす。撮影中だった映画に加え、降板したフジテレビ連続ドラマは近日中にクランクインする予定だった。さらに舞台作品の稽古も始まっていたという。キリン「午後の紅茶」とスマートフォンゲームの2つのCMの撮影も重なり、3週間近く激務が続いていたという。

 深田は24日に「午後の紅茶」のイベントに出席したばかり。また降板したドラマは、28日に制作を発表する予定だった。イベントでの姿を見て「痩せすぎ」などと心配する声も上がる中、突然の休養発表。代理店関係者によると「倒れて以降、事務所側が全ての関係先に降板意思を伝える連絡を入れる中で、関係先やスポンサーとの調整もあり、ドラマの発表ぎりぎりのタイミングになった」という。

 関係者によると現在は食事も食べられるようになるなど回復に向かい、自宅療養している。担当医からは二十数年の勤続疲労も考慮し「思い切ってゆっくり休んでは」と提案があったという。休養期間については、回復の状況によるが「少なくとも降板したドラマの放送が終わる9月ごろまでは、念のため休むことになるのではないか」(関係者)と、所属事務所は慎重に判断していく。

 ◆深田 恭子(ふかだ・きょうこ)1982年(昭57)11月2日生まれ、東京都出身の38歳。96年にホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し芸能界入り。98年に出演したドラマ「神様、もう少しだけ」(フジ)で注目を集め、映画「下妻物語」(04年)で毎日映画コンクールの女優主演賞を最年少で受賞。特技はサーフィン。1メートル63、血液型O。

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2021年5月27日のニュース