片岡愛之助 養父・片岡秀太郎さん死去に「秀太郎イズムを踏襲したいと思っております」

[ 2021年5月27日 11:03 ]

片岡愛之助
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 歌舞伎俳優の二代目片岡秀太郎(かたおか・ひでたろう、本名片岡彦人=かたおか・よしひと)さんが23日、慢性閉塞性肺疾患のため大阪府吹田市内の自宅で死去した。79歳。27日、松竹が発表した。歌舞伎俳優の片岡愛之助(49)は養子。大阪松竹座「七月大歌舞伎」(7月3~18日)に出演予定だった。2020年12月の京都・南座「一谷嫩軍記 熊谷陣屋」(経盛室藤の方)が最後の舞台になった。

 養父の死去を受け、愛之助が松竹を通じてコメントを発表。「父は私を歌舞伎の世界に、そして、松嶋屋に入れて下さった大恩人で有ります。普段はとても優しいのですが、芝居の事になると兎にも角にも厳しい方でした。上方にこだわり上方の歌舞伎に情熱を注がれていました。これからもなお一層、秀太郎イズムを踏襲したいと思っております」と悼んだ。

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