中村倫也、電車に乗っても気づかれず 「ちょっと顔バレしたい」と嘆き

[ 2021年5月27日 14:50 ]

「バンクシーって誰?展」記者会見に出席した中村倫也
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 俳優の中村倫也(34)が27日、都内で行われた「バンクシーって誰?展」記者発表会に出席。ドラマに映画に引っ張りだこで国民的俳優の中村だが、街を歩いていても“顔バレ”は「しない」といい、「逆にちょっと顔バレしたい。『ここでは静かに』ってやりたい」と願望を明かした。

 中村は「自分が舞台に出演して、帰りの電車で舞台の感想を言っている横にいたことがあるくらい」といい、人気者にも関わらず「日常生活に支障ないです。そもそも外に出るタイプじゃないから、そういう機会が少ないかも。芸能人だからといって制限はかかっていない」と語った。

 この日、中村が神出鬼没の覆面アーティスト・バンクシーの展覧会でアンバサダーを務めることが発表された。オファーに「まずアンバサダーって何?と思った。なんで僕に来たのかな?」と笑いつつ、「バンクシーと出会ったのはシュレッダーの作品。『何してるんだ、この人』と思って調べたら、素性が謎で興味が湧いた。ちゃんと魅力を伝えられるアンバサダーになりたい」と意気込んだ。

 正体不明のバンクシーにかけ「自身の秘密を教えて」聞かれると、「秘密?なんかありましたっけ?」と首を傾げた。「10代の頃から秘密が多そうとよく言われる。自分としてはオープンに生きているつもりなのに、つかみどころがないとか言われますね。弱点もよく聞かれる。高いのが怖いのと、暗いところはよく見えない、ゆでたまごの殻が上手くむけない、痛いのは嫌い」と話したところで、「上手く答えられない質問も嫌い。だからいま、汗がすごい。つまらない答えですいません」と記者に頭を下げていた。

 「バンクシーって誰?展」は8月21日から12月5日まで東京の寺田倉庫G1ビルにて開催され、12月以降に名古屋、大阪、郡山、高岡、福岡も巡回する予定。

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