さんま「僕はしーちゃん。向こうはさんちゃん」星野源&ガッキー引き合いにボケ倒し映画完成報告会

[ 2021年5月27日 05:30 ]

劇場アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」完成報告会に登壇し、笑顔を見せる明石家さんまと大竹しのぶ(撮影・河野 光希)
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 お笑いタレントの明石家さんま(65)が企画・プロデュース、女優の大竹しのぶ(63)が主人公の声優を担当したアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」(監督渡辺歩、6月11日公開)の完成報告会が26日、都内のホテルで行われた。

 2人は離婚後も家族同然の付き合いで、バラエティー番組などで何度も共演。さんまは冒頭「久々の記者会見で、隣に大竹さんがいらっしゃる。再婚した方がいいんでしょうかね」とまんざらでもない様子。さらに「2年前から同じマンションに住んでいます。僕はしーちゃんと呼んでいます。向こうはさんちゃんです」と、結婚を発表したばかりの星野源(40)と新垣結衣(32)を引き合いに出してボケ倒した。

 あらゆる苦難も笑顔で乗り切る肉子ちゃんと、その娘キクコの成長物語。直木賞作家・西加奈子さん(44)の同名小説にほれ込んださんまが、自ら映画化権の取得に動いた。さんまから関西弁のイントネーションのアドバイスを受けた大竹は、完成した作品を見て「絵が美しいし、ちょっとした会話でも心があったかくなる。家族で楽しめる作品」と満足げ。そこでさんまが噴き出したため「なんで笑うの?」と問いただすと「俺の前で家族って言葉を…」とクレーム。すると「そうだね、家族いないもんね」と切り返す“元夫婦漫才”のようなやり取りで会場を笑いに包んだ。

 “アニメのカンヌ”と言われ、6月14日に開幕する仏アヌシー国際アニメーション映画祭への特別招待も決定。さんまは「500人以上の人が関わってくれただけで感謝したい。100点満点で120点あげられる」と、最後は真面目に自信の弁で締めた。

 《Cocomi「神秘的で美しい映画に」》キクコ役で声優に初挑戦した、木村拓哉(48)と工藤静香(51)の長女でモデルのCocomi(20)も登壇。マスコミ向けの会見は初めてで、緊張しながらも「とても難しかったけれど、神秘的で美しい映画になりました」と初々しい表情で語った。

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