今秋、民放〝アニメ戦争〟勃発? 海外配信好調で各局が注力

[ 2021年5月27日 16:00 ]

公式サイトで公開されたルパン三世の新作ビジュアル 原作:モンキー・パンチ(C)TMS・NTV
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 日本テレビが新作アニメ「ルパン三世 PART6」を今年10月から放送することを発表した。同局は昨年10月にアニメ事業部を立ち上げ、今年4月から土曜深夜枠で「EDENZ ZERO」を放送中。「ルパン三世 PART6」はシリーズのアニメ化50周年を記念して制作されるもので、アニメ事業に力を注ぐ同局の〝目玉作〟として話題を呼びそうだ。

 ライバル局も負けてない。映画の興行収入が歴代1位となった「鬼滅の刃」の新シリーズが、今秋から放送されるとの情報も。別の局でも今秋改編で午後11時台に新たなアニメ枠を設ける案が検討されており、秋以降は民放による〝アニメ戦争〟が熱を帯びそうだ。

 テレビ局がこぞってアニメに力を入れるのは、海外配信が好調だからだ。民放関係者は「新型コロナ渦で広告収入の減少に歯止めがかからず、イベントや映画事業も振るわないが、アニメの海外配信は絶好調。かつてアニメ事業の主な収入源と言えば放送後のビデオやDVDの販売益だったが、今は完全に海外配信。放送外収入の柱になる事業として期待されている」と語る。

 ただ人気の高まりに伴って制作費は高騰。米配信事業サービスの「Netflix」などが、次々にアニメ制作会社と契約を結んだ影響もあって「制作費はかつての1・8倍程度に膨らんだ」(民放関係者)という。同関係者は「今は海外配信で制作費をまかなえているが、これ以上高騰すると苦しくなる。資金力が豊富な配信事業者の独壇場になってしまうかもしれない」と危惧している。

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