加藤浩次 女子空手パワハラ問題 強化委員長の周囲の発言に「何にもアップデートできていない」

[ 2021年4月1日 09:41 ]

「極楽とんぼ」の加藤浩次
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 お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(51)が1日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。空手の東京五輪組手女子61キロ超級代表の植草歩選手(28=JAL)が、全日本空手道連盟の香川政夫強化委員長(65)からパワハラを受けたと訴えている問題について言及した。

 全日本空手道連盟の倫理委員会は3月31日に都内で両者から聞き取り調査を行い、同日夜に公式ウェブサイトに調査報告を掲載。1月27日に香川氏が竹刀を用いた練習を行い、植草が目を負傷したことを「事実関係として認められました」とした。その上で倫理委員会として「竹刀を用いた練習は大変危険であり、どの練習においても全く認められるものではありません」と全否定。「引き続き該当事項について調査してまいります」とし、今後も調査を行った上で、処分を決定するとした。

 番組では、植草、香川強化委員長の2人を知る関係者のインタビューを放送。加藤は「今、スッキリのVTRで取材に答えてくれた人は、強化委員長の周りにいる人が多いなと。強化委員長の周りにいる人の発言を聞いていると“そういう練習方法がありますから”“励まして仲良かったですよ”。でも植草選手は“自尊心を傷つけられるような言葉を言われた”と言っている。今までずっと我慢しててそれが普通だと思ったんだけど、世の中が変わり出してる時に“あれ、私が今まで受けてきた練習方法、教育方法って違うんじゃないの”っていうことで今回の訴えだと思う」と指摘。その上で「強化委員長の周りの人の発言って何にもアップデートできていないって僕は感じてしまう」と自身の見解を述べた。

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2021年4月1日のニュース