ヒロミが涙　MC番組終了のウエンツ瑛士を前に胸中複雑「4月から後番組をやることになった」

タレントのヒロミ
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　タレント、ヒロミ（56）が23日放送の日本テレビ「火曜サプライズ　最終回2時間SP」（後7・00）に出演し、涙を流す場面があった。

　今回で最終回を迎えた「火サプ」。約12年、同番組に携わったMCのウエンツ瑛士（35）は終了を聞いた瞬間を振り返り、「ビックリしました。終わる予兆は感じていなかった。その（番組が終わるという）経験がなかったので」と心境を吐露した。

　ヒロミはウエンツが英国に留学したことを受け、番組MCに。「俺はウエンツが休みの間に終わらせないようにとか、視聴率が悪くて続けられないって言われないようにだけを考えてやっていた」と話した。ウエンツにとって「12年も番組をやる」ということが「宝になっている」としたうえで、「『僕は求められていないんだ』とか、思う必要は一切ない」と、気遣った。

　「俺も仕事がなくなってやめたっていう経験者としては、視聴者は出ているのが『すごい』、出ていないのは『終わった人』とか思いがちじゃんか。そんなことは一切ない」と言い切ったヒロミ。「火サプ」の後番組について振られると、手元のグラスに入った水をゴクリと飲んだ。

　「ふとした瞬間にもう（自分は）必要ないのかな？って浮かぶのが消えない」とも漏らしたウエンツを前に、複雑な感情を抱いたよう。笑いながらも「ごめんな、涙出しちゃって」とハンカチで目元をぬぐい、「あの、4月から火サプの後番組をやることになった」と伝えた。

　日本テレビ系「ヒューマングルメンタリー　オモウマい店」（火曜後7・00）のMCをヒロミが担当することをサプライズで知ったウエンツは、「やったな！次、必要とされているもん、良いお年を」。ヒロミは「ゲストで呼ぶよ」と約束していた。