クロちゃん　イベントで社会情勢“ガン無視”コメント　登坂淳一「ビターな笑い、ありがとう」

「CAMPUS　BOYS　2021」グランプリ発表イベントでプレゼンターを務めたクロちゃん
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　お笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃん（44）が23日、都内で行われた「CAMPUS　BOYS　2021」グランプリ発表イベントに出席した。

　「CAMPUS　BOYS　2021」は日本一の男子大学生、専門学校生を決める日本最大規模のコンテストで、今年が初開催となった。プレゼンターを務めたクロちゃんは、ビシッと決めた12人の候補者を見て「かっこいい」を連発。「女性に行ってもダメだから、男性に行っちゃったと思われたら困る。僕が見ても魅力的な男性たち。酸いも甘いも分かってない感じがいい」と笑わせた。

　炎上上等キャラで知られるクロちゃんらしく、「（受賞者の名前を）読むだけだけど、緊張しますね。（受賞者は）男性ですけど、女性なら水着審査からしようかなと思うんですけどね」と、社会情勢“ガン無視”なコメント。司会のフリーアナウンサー登坂淳一（49）らの苦笑いに、「ビターな笑い、ありがとうございます」と応じていた。

　それでも、候補者たちの人生を左右する瞬間とあって、まじめに進行した。自身もアイドルグループ「豆柴の大群」をプロデュース。「自分もアイドルのプロデュースをしたので、緊張感の中で選んでいた」と真剣な表情で話し、「それ相応の覚悟で選ばれたと思う。これからも頑張ってほしい」とエールを送った。

　グランプリには東北大3年の山本健登さん、準グランプリには都立大4年の陶山達平さんが、それぞれ選ばれた。山本さんにグランプリのガウンをかけたクロちゃんは、「ガウンをかけて1位になってスピーチしてて、小刻みに震えてる。ウブさか武者震いか分からないけど、ここから成長してどう変わるかすごく楽しみ」と期待を寄せた。