ボビー・ブラウンの息子は薬物死 検視結果が公表される 元妻&娘に続き“一家”では3人目

[ 2021年3月23日 09:45 ]

2016年のボビー・ブラウンとボビー・ブラウンJR氏(AP)

 「EVERY LITTLE STEP」などのヒット曲で知られる歌手ボビー・ブラウン(52)の息子で、昨年11月18日にロサンゼルスの自宅で死亡したボビー・ブラウンJR氏(享年28)の検視報告書が22日に公表され、アルコールとコカイン、さらに麻薬性鎮痛剤(フェンタニル)の摂取が死につながったという見解が示された。同氏にはアルコールと薬物の過剰摂取歴がああり、当初から事件性はないものと見られていた。

 AP通信によれば、ブラウンJR氏はブラウンと長年にわたって関係があったキム・ウォードさんとの間に誕生した息子。ブラウンは1992年に人気歌手のホイットニー・ヒューストンさんと結婚したが(2006年に離婚)、そのヒューストンは2012年にビバリーヒルズのホテルの浴槽の中で遺体となって発見され(享年48)、その後、心臓に病歴があったことと、コカインなどを摂取していたことが明らかになった。

 2015年にはブラウンとヒューストンさんの娘でもあるボビー・クリスティーナ・ブラウンさんがアトランタ郊外の自宅で意識不明となっているところを発見され、半年間ほど意識不明の状態が続いたあと死亡(享年22)。このときの検視でもモルヒネ、コカイン、アルコールの常用が認められており、“ブラウン家”の薬物に起因する死亡例はこれが3人目となった。

 ボビー・ブラウンは1988年に発売したアルバム「Don’t Be Cruel」が大ヒット。しかしヒューストンさんと結婚したあとは家庭内暴力や交通違反、スタッフとの仲たがいといったトラブルが続き、90年代後半からはほとんどヒット曲には恵まれていない。

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2021年3月23日のニュース