仲邑菫 囲碁の史上最年少二段に 趙治勲名誉名人の12歳3カ月を3カ月更新

[ 2021年3月15日 14:03 ]

史上最年少二段まであと1勝とした仲邑菫初段(提供・日本棋院)
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 囲碁の小学生プロ、仲邑菫初段(12)が15日、都内で打たれた第28期阿含・桐山杯予選Bで松原大成六段(48)と対戦し、221手で黒番中押し勝ちした。公式戦での連勝を10に伸ばすと共にプロ入り後、7大タイトル戦などの特定の棋戦で30勝目を挙げ、二段昇段を決めた。

 日本棋院によると、これまでの二段昇段の最年少記録は趙治勲名誉名人(64)が1968年に達成した12歳3カ月。今月2日、12歳の誕生日を迎えたばかりの仲邑はこの記録を53年ぶりに、12歳0カ月と3カ月更新した。

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2021年3月15日のニュース