「日テレNEWS24」報道キャスターにANA社員が新加入!コロナ禍でコラボ「新鮮かつ正しい情報を」

[ 2021年3月15日 05:00 ]

4月からCS放送「日テレNEWS24」に新キャスターとして加入するANAグループの社員5人(左から高畠脩太郎さん、 高橋ありささん、 大山智子さん、 鈴木悠里さん、 斎藤隆平さん)(C)日本テレビ
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 客室乗務員らANAグループの社員5人が4月から3カ月、CS放送「日テレNEWS24」に新キャスターとして加入することが決定した。コロナ禍における日本テレビとANAグループの共同プロジェクト。「日頃から乗客の命の安全を守るという業務を行い、さらに経済的な影響にも日々向き合っているANAグループと、人々の命や暮らしを守るための報道を第一に心掛けている日テレ報道局がコラボレーションし、視聴者の皆さまに新鮮かつ正しい情報をお伝えできるのではないか」と企画。ANAグループは「コロナ終息への切なる願いをもって取り組ませていただき、是非、視聴者の皆さまと一緒にコロナ禍を乗り越えていきたいと思います」とコメントした。

 「日テレNEWS24」は、日本テレビ報道局が制作している24時間のニュース専門チャンネル。今回はANAグループ社員だが、過去にも弁護士や大学生などがキャスター業務にあたったことがある。

 コロナ禍の厳しい状況の中、両社がコラボ。「このような時代だからこそ、多くの人々や、多くの企業がそれぞれ、未来を思い、協力していくことが必要なのではないか」というメッセージも込めた。

 今年2月に募集を開始。書類選考を通過したANAグループの社員16人の中から、カメラテストなど日テレのオーディションを経て、5人が選ばれた。4月5日の生放送(後0・00~0・30)から登場し、新型コロナウイルス関連情報を伝える約10分間のコーナーを担当。5人は4~6月までの3カ月、月~金曜の各曜日に1人ずつ出演。日頃、機内や空港内でアナウンスを経験しているものの、デビューに向けた基礎研修を行うなど、準備を進めている。

 ▼日本テレビ このプロジェクトは、コロナ禍の厳しい状況においても、テレビというメディアを通じて近隣企業同士で協働し、社会に少しでも還元できる何かを実現したい、という思いから始まりました。我々ニュースの現場は人々の命や暮らしを守るための報道を第一に心掛けています。5人の新キャスターはじめANAグループの皆さんも日頃から乗客の命と安全を守ることを第一にお仕事をされています。両社の力を合わせることで、これまで以上に価値ある情報発信を目指し、視聴者の皆さまにもご支持いただけるよう取り組んで参ります。

 ▼ANAグループ 「日テレNEWS24」のキャスターという責任のある業務に携わる機会を頂きましたことに感謝申し上げます。ANAグループとして、コロナ終息への切なる願いをもって取り組ませていただき、是非、視聴者の皆さまと一緒にコロナ禍を乗り越えていきたいと思います。

 キャスターに選ばれた5人の意気込みは以下の通り。

 ▼高畠脩太郎(たかばたけ・しゅうたろう)さん 今年は各地各所で甚大なコロナウイルスの影響を受けている中、矢継ぎ早に変化していく現場の状況や実態を私自身がキャスターとして皆さまにお伝えするという大変貴重な機会を頂き、身の引き締まる思いです。しかし、いちキャスターとして一点一画もゆるがせにせず、発信力があることに自覚と責任を持ち一つ一つを丁寧に分かりやすくお伝えします。また皆さまと共に一歩ずつ終息に向け歩んでいけるような親しみのあるキャスターを目指して参ります。よろしくお願いいたします。

 ▼高橋ありさ(たかはし・ありさ)さん 機内でもよくお客さまがご覧になっている『日テレNEWS24』。そのような番組でキャスターを務めさせていただくことになり、身の引き締まる思いです。今回、客室乗務員という大好きなお仕事をしながら、キャスターとしてニュースを読むという全く異なるジャンルのお仕事に挑戦することができる貴重な機会を頂き、大変ありがたく思っております。きっとこの経験は客室乗務員として機内アナウンス力向上にも役立つと思います。皆さまが安心して暮らせるよう、日々更新される大切な情報を分かりやすく、正確にお伝えできるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 ▼大山智子(おおやま・のりこ)さん この度は、このような貴重な機会を頂けましたことを大変うれしく思っています。「日テレNEWS24」のキャスターを務めさせていただくということで、日に日に緊張と責任感が増しておりますが、それ以上に、今はとてもワクワクしている気持ちが勝っております。拙い点もあるかと思いますが、一つ一つのニュースに真摯に向き合い、視聴者の方々に分かりやすく、そして気持ちに寄り添った丁寧な報道を心掛けていきたいと思っています。日本テレビの皆さま、ANAのキャスターメンバーと一緒に、明るさとチームワーク力を発揮しつつ、「日テレNEWS24」により親しみを持っていただけるよう、3カ月間一生懸命務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします!

 ▼鈴木悠里(すずき・ゆり)さん このような貴重な機会を頂きましたことに心より感謝申し上げます。コロナ禍で私たちの生活は大きく変わりましたが、コロナ禍だからこそ「ニュースを見て、考えること」が、生活により密着したものになったと感じます。私たちがニュースを伝えることで、異業種からの発信という新たな形により、1人でも多くの方がニュースに関心を持っていただくきっかけになれば大変ありがたく思います。日頃から、機内で多くのお客さまと接しているので、ご覧いただくすべての皆さまに親しんでいただける分かりやすいニュースをお届けできるよう頑張ります。

 ▼斎藤隆平(さいとう・りゅうへい)さん 「困難に立ち向かう気持ち」を体現したく思っております。コロナ禍の状況ではフライト機会が激減し、乗務することすらできない、もどかしさを感じておりました。そんな中、今回新たな分野に挑戦できる機会を頂きました。この困難に負けず、新しい一歩を踏み出したいと思います。日頃は、お客さまに寄り添える係員であることを目標にしていますが、キャスターとしては「伝える力」の向上を目指します。また、この経験を通じて社会人として成長できるよう「努力と挑戦」を大切に取り組んでまいります。

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2021年3月15日のニュース