カンニング竹山、方針定まらぬコロナ対策に「リーダーがいる政治体制じゃないことが分かった」

[ 2021年3月15日 22:39 ]

カンニング竹山
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 お笑いタレントのカンニング竹山(49)が15日、レギュラー出演するインターネット放送のABEMA「AbemaPrime」(月曜後9・00)に出演し、政府の新型コロナ対策について苦言を呈す場面があった。

 首都圏の1都3県に発令されている緊急事態宣言、しかし“自粛疲れ”で20時以降でも繁華街が盛況であることが問題点となっている。15日の参議院予算委員会で、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(71)は「今までの延長ではなかなか難しいと私は思います。今の感染の実態が見えないものがありますから。そのことを放置したままにただ延長あるいは解除したとしても、本質的な解決にはならないと思うので、しっかりとした現状の把握ですよね。検査・調査、これが非常に重要だと思います」と発言した。

 竹山は「1つ言えることは、専門家でもコロナに対して何も分かってないことですよね。その中で、21日に解除になったからと言って、今日と21日以降と何が違うんですかって話ですよ。お店に対しては20時までになってるけど、大阪みたいに延長して21時までってことになりますよね。この1時間っていうのは、コロナに対して何が違うんですかって。そこの理由付けがなくて、全く分からなくてやってるから、これ以上は世の中の人も言うこと聞かなくなってくると思いますよね」と懸念していた。

 また、「この国は、こういう危機にすごく弱い体制になってると思うんですよね。リーダーシップを取って動く人がいない、率先してちゃんとやる人がいない。そういうリーダーがいる政治体制じゃなくなっているっていうのが、よく分かったと思うんですね」と指摘。「この国のシステムはそんなに変えられないわけじゃないですか、今こそ立ち上がってやらないといけないんだけど、厚生労働省の問題もあるし。結局コロナに対して言うと、国会議員なり、辞職をかけてでもやる人が現れないと、この国のコロナ対策は今のままでいくと思いますね」と持論を展開した。

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2021年3月15日のニュース