音楽経験ゼロだった瑛人を育てた恩師が語る　瑛人の魅力は「たまに出てくるワードが100万点」

瑛人
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　シンガーソングライターの瑛人（23）の恩師が15日放送の日本テレビ「人生が変わる1分間の深イイ話」（月曜後9・00）に出演し、瑛人の魅力を語った。

　番組は瑛人が3年間通ったという注目の音楽塾に初密着。そこで講師を務めるのは青山テルマやSuperflyをプロデュース、サポートを手掛けたシンガーソングライターのルンヒャン氏。ルンヒャン氏は音楽経験ゼロだった瑛人に曲作りを教え、大ヒットした「香水」の作詞作曲をサポートした。

　ルンヒャン氏は生徒だった頃の瑛人について「瑛人の歌詞は支離滅裂で辻褄が合わないことだらけ」と歌詞の中で季節や人物の辻褄が合わないことが多かったという。それでも「ドルチェ＆ガッバーナをセレクトしたとか、そこの部分もそうなんですけど、たまに出てくるワードが100万点なんですよ」と懐かしんだ。

　音楽塾の名物授業として生徒たちに「擬人化」をテーマにした楽曲制作の課題がある。これは「描写力」を求めているもので、瑛人はこの課題で「チェスト」という曲を作っていた。ルンヒャン氏は「多分（瑛人が）一番最初に作ってきた曲なんですけど。瑛人のおもしろい表現の時、1回『は?』ってなるんですよ」と明かした。

　それは「チェスト」の歌詞の中で「カブトムシ」という言葉が入っていること。ルンヒャン氏は「（瑛人が）カブトムシに昔なりたいって思ってみたいなって話してて『は?どういうこと?』って。これが魅力です、きっと」と分析。当時の瑛人について「常識って大事ですけど社会性も大事だし、世の中のルールとか方程式を一切無視してる、そこに凄く可能性を感じた」と振り返った。