TBS「音楽の日」ファンモン登場で瞬間最高14・2% 「あとひとつ」歌唱&メッセージ呼びかけ

[ 2021年3月12日 11:28 ]

2017年、楽天の試合後にミニライブを行ったファンキー加藤
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 TBS「音楽の日2021」(後7・00~)が11日に放送され、平均世帯視聴率が10・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが12日、分かった。

 2013年に解散した音楽ユニット「FUNKY MONKEY BABYS」が8年ぶりに一夜限りで復活した。楽天生命パーク宮城から生中継で出演。プロ野球・楽天に8年ぶりに復帰した田中将大投手(32)とリモートで“共演”した。1曲目に披露したのは田中将と縁が深い「あとひとつ」の歌唱中に瞬間最高視聴率14・2%をマーク。ボーカルのファンキー加藤が(42)が被災地への思いを寄せるメッセージを述べるシーンで再び14・5%を記録した。

 同曲は13年、同球場での巨人との日本シリーズ第7戦で、田中将が9回のリリーフ登場時に同曲が流れ、観客による大合唱が起こった。チームのオープン戦があった静岡からリモート出演した田中将は「メジャーでの7年間も毎試合、試合前にあの場面が入ったビデオを見て自分を奮い立たせていた。自分にとってかけがえのない曲です」と紹介した。

 オープニングで、宮城県石巻市の復興のシンボル「ホワイトディア」の前で2008年にミスチルがリリースした「花の匂い」を桜井が熱唱し、小林氏がピアノで演奏した。そして、曲の中盤に桜井と小林氏が曲をストップ。一瞬の静寂後、震災が発生した午後2時46分を知らせるサイレンが鳴り響いた。2人とも目を閉じて黙とう。1分間のサイレンが鳴り止むと、演奏を再開させた。SNS上では「とても心に染みます。素敵なオープニングをありがとうございました」「こういう演出すごい!」「感動した」と投稿され、大きな反響を呼んだ。

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2021年3月12日のニュース