21年半の長寿番組「ちちんぷいぷい」が最終回 ラストに新コーナーが誕生する“攻め”の演出も

[ 2021年3月12日 17:58 ]

MBSテレビ「ちちんぷいぷい」最終回に出演の(左から)山中真アナウンサー、河田直也アナウンサー、松本麻衣子アナウンサー、桂吉弥、ハイヒールモモコ、小籔千豊、ヒロ寺平(提供・MBS)
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 MBSテレビの人気情報番組「ちちんぷいぷい」(月~金曜後1・55)が12日、最終回を迎えた。

 1999年10月スタートし、放送5000回を超えている長寿番組。その“ファイナル”のMCを務めた河田直也アナウンサー(46)は最後に「ずっとお世話になった、育ててもらった番組。番組が終わっても皆さんの健康と幸せを祈ってます。21年半、ホントにありがとうございました」と涙ながらにあいさつ。番組スタートから「ぷいぷい行進曲」などオープニング曲を担当してきた人気デュオ「花*花」こじまいづみ(44)、おのまきこ(44)が初代エンディング曲「ずっと一緒に」を生で披露し、5115回、21年半の歴史に幕を下ろした。

 最終回では、ハイヒールモモコ(57)、桂吉弥(50)、小籔千豊(47)、ヒロ寺平(69)がスタジオ生出演。初回にも登場したモモコの若かりし頃のVTRが放送された。河田アナは、自身のロケ「60日間ほぼ世界一周」のVTRを振り返り、東京・日本橋から46日かけて約600キロを歩いた「昔の人は偉かった」の「東海道五十三次の旅」の最終ロケで、ゴールの京都・三条大橋に到達した。

 この日は、最終回にもかかわらず「あなたの行きつけハンター」という新コーナーが誕生。担当のおいでやす小田(42)が「来週も?無理じゃ」と絶叫して笑いを誘った。また、近畿の最北端である京都・京丹後市の経ケ岬からの生放送では、間寛平(71)が扮する「先っちょマン」が最終目的地の灯台にロケ中に間に合わないというハプニングも起こった。

 番組開始当初は同局の人気アナ・角淳一(76)がMCを務めた。04年に退社してフリーになった後もMCを務め、11年9月末に番組を卒業した。06年4月以降は上泉雄一(52)、西靖(49)、河田、山中真(44)の4人の同局アナと、フリーの山本浩之(58)もMCを務めた。

 29日から新番組「よんチャンネル(仮)」(月~金曜後3・40)がスタートする。

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2021年3月12日のニュース