「ドラゴン桜」“東大専科”生徒役2人目は細田佳央太「目標」の日曜劇場初出演 体重増&短髪の役作りも

[ 2021年3月12日 06:30 ]

「ドラゴン桜」で日曜劇場に初出演する細田佳央太(C)TBS
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 2019年に映画初主演した「町田くんの世界」(監督石井裕也)などで知られる若手実力派俳優の細田佳央太(かなた=19)が4月期のTBS日曜劇場「ドラゴン桜」(日曜後9・00)に東大合格を目指す高校生役でレギュラー出演することが12日、分かった。今作が日曜劇場初出演。東大クラスの生徒役は女優・南沙良(18)に続く2人目となった。

 俳優の阿部寛(56)が主演を務め、2005年7月期に金曜ドラマ枠でヒットした学園ドラマの16年ぶり続編。原作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で18年から連載されている三田紀房氏の「ドラゴン桜2」。前作の原作「ドラゴン桜」(03~07年連載)の15年後を描くが、今回は今の時代の日曜劇場にふさわしいエッセンスを入れたドラマオリジナルの展開を予定している。

 阿部が落ちこぼれの生徒たちを東大合格へ導いた伝説の弁護士・桜木建二役、女優の長澤まさみ(33)が桜木の教え子・水野直美役を続投。水野は一浪して東大に合格し、弁護士資格を取得。桜木が経営する法律事務所に入った。

 細田は小学2年の時に俳優活動をスタート。18年1月期のフジテレビ「FINAL CUT」、18~19年の特撮ドラマ「魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!」(テレビ東京)などに出演。映画「町田くんの世界」は1000人を超える応募者の中から主演に抜てきされた。

 今回、細田が演じるのは、とある問題を抱えて周囲から孤立しているものの、昆虫が大好きな心優しき生徒・原健太役。「日曜劇場に出演することが1つの目標だったので、オーディションを経て、健太役に選んでいただけたと聞いた時はとてもうれしかったです。僕が演じる原健太は、とある問題を抱えている少年です。僕自身もそうですが、普段の生活の中で、他人と比べて劣等感を抱いてしまったり、何らかの壁があって生きづらく感じたりすることもあると思います。しかし、だからといって自分の夢ややりたいことを、決して諦めたくはありません。このドラマをご覧になって、また、健太という役を通して、どんなに高い壁があったとしても、夢をかなえるために頑張ろう!と前向きな気持ちを持っていただけたら、うれしいです」と意気込んでいる。

 「監督とお話しし、健太のイメージに近づけるように(体重を)増量し、これから髪も短く切って撮影に臨みます。外見を変えることでの役作りは初めてで、身が引き締まる思いです。一つ一つ丁寧に演じることを心掛けて頑張ります。ぜひご覧ください!」と“肉体改造”にも挑む。

 前作は、長澤や山下智久(35)小池徹平(35)新垣結衣(32)らが演じた生徒役。令和時代の“東大専科”は残り5人。今後の発表も注目される。

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2021年3月12日のニュース