V6解散 全員40代 森田剛の退所意向を5人が尊重「全員で結論」「この6人でなければV6ではない」

[ 2021年3月12日 16:33 ]

ジャニーズ事務所
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 ジャニーズ事務所は12日、6人組アイドルグループ「V6」が今年11月1日をもって解散すると電撃発表した。1995年11月1日のCDデビュー以来、26年の活動に幕を閉じる。CDデビュー組の解散は2018年9月の「タッキー&翼」以来。メンバー全員が40代を迎えた中、森田剛(42)の「これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」という退所意向を5人が尊重。「6人がV6のメンバーであることを誇りに思い、一人の人間として、これからの人生に対して前向きに決断した結果」「何度も本音で話し合い、全員で今回の結論を導き出しました」「この6人でなければV6ではない」と解散を決断した。

 グループは昨年11月1日、デビュー25周年を記念し、初の配信ライブ「V6 For the 25th Anniversary」を開催。ジャニーズ事務所は「ジャニーのもとに集い、V6として共に歩むこととなりました6人は、1995年11月1日にCDデビューいたしました。それ以来、地道に日々を積み重ね、人生の半分以上をV6として過ごしてきた結果、昨年、デビュー25周年を迎えることができました。配信LIVEという形ではございましたが、ファンの皆様と同じ時間を共有し、感謝の気持ちを自分たちのパフォーマンスとそれぞれの言葉でお伝えできたことがメンバー自身、何より嬉しく、その思いを6人で噛み締めながら立つことができたステージとなりました」と振り返った。

 19年春頃から、このデビュー25周年に向け、6人で話し合う機会が増えた。

 「ファンの皆様と共に過ごす時間について真剣に向き合うことにより、グループとしての活動に加えて、個人の人生についても率直に気持ちを伝え合う機会となりました。6人にとって、メンバー全員が40歳を迎えて向き合うV6の節目は、人生そのものと向き合うことを意味しておりました。そして、森田より『これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい』という発言があり、5人はその思いを受け止め、以降、何度も本音で話し合い、全員で今回の結論を導き出しました。確かに、森田の発言がきっかけではあるものの、5人も年齢を重ねるにつれて、今後の人生について考える機会が増えていたことは事実でございます。だからこそ、皆、森田の気持ちを素直に受け入れることができ、尊重しようという思いで一致いたしました。最終的には、メンバー自身、自分たちが追求してきたエンターテイメントに納得することができたため、より一層の成長を考えたときに、次のステップに挑戦したいという気持ちが芽生えたこと、そして『この6人でなければV6ではない』という思いが6人の中で一貫していたことから決断することができました。人生において、このような出会いや経験に恵まれることは感謝すべきことだと、メンバー自身が理解しているからこそ得ることができた達成感や充実感であると感じております」と解散に至る経緯と決断を明かした。

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2021年3月12日のニュース