宮城出身のAKB48・佐藤朱、歌と踊りで追悼 復興支援特別公演

[ 2021年3月12日 05:30 ]

東日本大震災から10年

午後2時46分、秋葉原の専用劇場で黙とうするAKB48
Photo By 提供写真

 AKB48が11日、都内のAKB48劇場で「東日本大震災復興支援特別公演~誰かのためにプロジェクト2021~」を行った。発生時刻の午後2時46分は、公式YouTubeで黙とうと10年間の復興支援活動を振り返る生配信を行い、夜は公演を披露した。

 震災直後から立ち上げた同プロジェクトは、6億円以上の寄付と、11年5月から19年まで計73回の被災地訪問活動を続けてきた。宮城県出身の佐藤朱(24)は「中学生だった私は、避難所生活が続く中で、会いに来てくれたAKBのステージを見て、楽しい気持ちが湧いてきて、ふさぎ込んでいた気持ちを忘れることができました」。そこからAKBを目指し、入って活動してきた思いを、節目の日に歌と踊りで表現した。コロナ禍が明けたら、また東北へ。支援活動はまだ続く。

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2021年3月12日のニュース