プロ棋士2人誕生 井田明宏&高田明浩が四段昇段 藤井2冠と同学年の高田「雲の上の存在」

[ 2021年3月7日 05:30 ]

四段昇段を決めた井田明宏(左)と高田明浩の両三段
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 将棋の第68回奨励会三段リーグ最終日は6日、東京都渋谷区の将棋会館で一斉対局を行い、13勝5敗の井田明宏(23)が1位、相星の高田明浩(18)が2位で、4月1日付の四段(プロ)昇段が決まった。

 京都府出身の井田は小林健二・九段門下。昨年7月の棋聖戦5番勝負第4局で藤井聡太・現2冠が初タイトルを獲得した際に記録係を務め「終盤は自分も将棋を指している感覚になった。まずは藤井先生と対局できるところまでいくのが目標です」と話した。

 森信雄七段門下で岐阜県在住の高田は藤井と同学年。小学時代は同じ研究会に参加し、帰宅時には将棋に集中していた藤井が車にひかれそうになった場面も目撃したという。「雲の上の存在ですが、東海地区では藤井先生の次に活躍できるよう頑張りたい」と意欲を明かした。

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2021年3月7日のニュース