R-1優勝、ゆりやん 次なる目標は「アメリカ」も…オーディションは「とんでもないことして落ちた」

[ 2021年3月7日 22:51 ]

「R-1グランプリ2021」の優勝会見場でトロフィーを手に笑顔のゆりやんレトリィバァ(C)カンテレ
Photo By 提供写真

 一人芸の日本一を決める「R-1グランプリ2021」の決勝戦が7日に行われ、初優勝を果たした、ゆりやんレトリィバァ(30)が大会終了後のリモート会見で喜びを語った。

 ゆりやんは開口一番「二階堂ふみです」とボケたが「本当にうれしい」と率直な気持ちを告白。さらに「芸人になってR-1グランプリを目指してやらしてもらっていました。どうしても欲しかった」と夢がかなったことを喜んだ。ファンやスタッフ、先輩芸人や後輩芸人らが「全部頭をよぎった」とし「感謝しかない」と笑顔を見せた。

 ファーストラウンドは「ファイナリストの人たちのネタを怖くて見られなかった」と、舞台裏で音楽を聞いて得点など緊張する情報を耳に入れていなかったゆりやん。自身のネタについては「舞台だったので奥行きがあってお客さんの顔を見られてライブの感じもありながら落ち着いてさせていただきました」とした。さらにファイナルラウンド進出を決めた瞬間は「びっくりしてうれしかった。とにかく2本ネタやらせてもらえる。優勝が近づいた」と思い返した。

 準優勝を果たした2018年以降出場せず、3大会ぶりの出場となったが「(参加資格の)期限がなかったじゃないですか。死ぬまでに獲れたらいいと思っていたら、急きょ10年以内になって。絶対獲りたいって思っていたのに急がなきゃと思って。よく考えたら私にはR-1っていう目標があるんだと我に返った感じです」と出場を決めた理由を語った。

 さらに優勝賞金の500万円の使いみちを聞かれると「ここまで来れたのはお世話になった人のおかげなので皆さんに(500万円を)見せます」と笑顔で答えた。

 17年の「THE W」に続いて2冠の女王となったゆりやんは今後の目標について「アメリカですね」。今年、米国のオーディションを受けたが「落ちました。とんでもないことして落ちました」と明かした。

 最後に「いつも意味不明なことばっかりしてるのに受け入れて下さって感謝してます。みなさんのおかげで生きさせていただいてます。感謝しかありません。感謝と替えのパンツしかありません。本当にありがとうございます」とらしく締めくくった。

続きを表示

この記事のフォト

2021年3月7日のニュース