TBS安住アナ「怖かった」24年前の入社試験 試験官を笑わせた言葉とは

[ 2021年1月4日 14:27 ]

TBSの安住紳一郎アナウンサー
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 TBSアナウンサー安住紳一郎(47)が3日、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)に生出演し、96年にTBSの入社試験を受けた際の音声を公開した。

 この日の放送はアシスタントもおらず、安住アナ1人での放送ということで、自分を振り返る一人語りコーナーを用意した。昨年、コロナ禍の外出自粛期間中、自宅を整理していたところ、就職活動をしていた当時の資料の中に、試験でのやりとりを録音したデータが見つかったという。「試験官も20人くらいいて、昭和の香りのする放送マンがメガネを上げ下げして学生をにらみ付けていて、ただただ怖かった」と振り返った。

 試験ではコマーシャル用の原稿を読んだものの、「国会の官僚の答弁のように、暗々と読んで失笑された」と苦い思い出も。質疑応答では、元アナウンサーに付いて1週間だけ原稿読みを勉強したが、「(元アナに)『今年は無理じゃないか』というお話をいただいてきたので、今日は気楽にやらせていただいています」と答え、試験官を笑わせる音声が流された。

 準備不足にも関わらず、ウイットに富んだやりとりが気に入られたのか、安住アナは無事、内定を勝ち取った。「懐かしいけれども、なぜ受かったか分からない。けれど、一点突破したみたいですね」と振り返った。

 人気アナはより活躍の場を求めフリーに転身する場合も多いが、安住アナは「1人のサラリーマンとして私を身近に感じてくれる人もいるようです。それが私はとてもうれしいです」と、応援の声に感謝。「放送に対して様々な側面から関わって仕事をしていくのが好きで、フリーにならず、局アナとして仕事を続けています」と、局アナを続けている理由も語った。

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2021年1月4日のニュース