テレビ朝日 プライム帯で年間世帯視聴率7年ぶり1位 日テレの牙城崩す

[ 2021年1月4日 12:59 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日は4日、2020年年間視聴率について、プライム帯(同7~11時)で平均世帯視聴率11・4%を獲得し、1位になったと発表した。同局が同時間帯での1位となるのは7年ぶり。昨年まで6年連続で「3冠」を続けていた日本テレビの牙城を崩した。

 対象は2019年12月30日~2021年1月3日。全日(午前6時~翌日午前0時)8・0%で歴代最高ながら2位。ゴールデン(午後7~10時)は10・9%で民放2位となった。年間個人視聴率は全日帯=4・2%、ゴールデン帯=6・2%、プライム帯=6・3%。同局としては、全日の2位、プライムの2位以上は9年連続。

 同局の番組では大人気バラエティー「ポツンと一軒家」(日曜後8・00)が安定して高視聴率を獲得。4月26日の放送では、最高の世帯平均視聴率22・9%(個人14・0%)の高数字を記録した。定番の「相棒」シリーズといったドラマでも安定した人気を誇った。また、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ニュースも好調。「報道ステーション」も安定した数字を残した。

 2020年年間高世帯視聴率番組30傑には、同局では「ポツンと一軒家」(4月26日)、「報道ステーション」(4月15日、20・6%)のほか、「芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2020お正月SP」(1月1日、21・2%)、「M―1グランプリ2020」(12月20日、19・8%)がランクインした。

 また、正月3が日では、ゴールデン、プライムで世帯、個人ともに平均1位を獲得。ゴールデンは世帯16・5%、個人10・9%、プライムは世帯15・4%、個人10・0%だった。3が日の平均世帯視聴率はゴールデン7年連続の1位で、プライムは13年連続の1位。個人でも、ゴールデンは歴代最高で、7年連続の1位。プライムは13年連続の1位だった。

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2021年1月4日のニュース