二木芳人教授 緊急事態宣言に持論「人の動きを何とか制御するということが必要」

[ 2021年1月4日 10:13 ]

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 昭和大の二木芳人客員教授(感染症学)が4日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。1都3県の知事が2日に西村康稔経済再生担当相と面会し、緊急事態宣言の発令を要請したことについて言及した。

 政府は新型コロナ感染症対策分科会を週内にも開き、首都圏を対象にした緊急事態宣言の発令の要否を議論する。

 二木氏は「具体的に緊急事態宣言の前に何をされるのかと見ていたんですが、特に具体的な対策はなくて言葉の語り掛けだけありましたよね」と指摘。そして、「以前ですとそれでも効果がある程度あったんでしょうけど、今となっては第1波の時のように人の動きが止まらないです。それを止める1つの算段としては、確かに効果のほどがどこまでというのはありますけど、緊急事態宣言を1度して人の動きを何とか制御するということが必要だと思う」と自らの考えを述べた。

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