なかにし礼さん最後の作品「母」 氷川きよし「命ある限り大切に歌わせていただきます」

[ 2020年12月30日 21:23 ]

20年連続で優秀作品賞を受賞した氷川きよし(C)TBS
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 歌手の氷川きよし(43)が30日に生放送されたTBS「第62回 輝く!日本レコード大賞」(後5・30)に出演し、23日に心筋梗塞のため亡くなった作詞家で直木賞作家のなかにし礼さん(享年82)への思いを語った。

 氷川は、自らなかにし礼さんに作詞を依頼した「母」で20年連続の優秀作品賞を受賞。「なかにし礼先生が書いてくださって、私のような若い人間の話しも真剣に聞いてくださって。私の心を汲んで、母の歌詞を書いてくださりました」と振り返った。

 自ら作詞を依頼したことについて「20年経って、母を歌いたかった」とし「先生がまごころを込めて書いてくださって。なかにし先生のお母さんに対する思いでもあるのかな」と思いを汲み取った。また、なかにし礼さん最後の作品ということに「これからも命ある限り大切に歌わせていただきます」と話した。

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2020年12月30日のニュース