伊藤健太郎 ひき逃げ逮捕 示談交渉進めるも早期復帰は困難

[ 2020年11月8日 09:45 ]

伊藤健太郎
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 【芸能 覆面座談会】 2020年もあと2カ月。年内いっぱいで活動を休止する嵐が国立競技場で行った「アラフェス」がオンライン配信され、大きな話題になりました。大物独身芸人の一人だったナインティナイン岡村隆史は50歳でついに結婚。いろいろあった芸能界のニュースをいつものメンバーが深掘りします。

 ワイドデスク 10月29日に俳優の伊藤健太郎がひき逃げ容疑で逮捕された。人気上昇中の売れっ子だったから一報には驚いたね。

 スポニチ本紙デスク 28日夕に東京・千駄ケ谷駅付近の路上で伊藤の乗用車がUターンをした際に、2人乗りのバイクと接触。バイクはその弾みで転倒した。だが、伊藤はそのまま走り去ってしまった。

 週刊誌記者 後続の車が追いかけて、伊藤を説得して現場に戻らせた。本人は気が動転していたそうだけど、見た人は「悪びれた様子はなかった」と話していた。ちょっと印象が悪すぎる。

 リポーター 聞いたところだと、所属事務所も当初は事故の詳細を分かっていなかった。事故を起こしたその日のうちに、関係各所に伊藤が事故を起こした旨の連絡は入れている。ただ、ひき逃げの可能性があったことは報道されるまで知らなかった。だから、事務所は当初「現場から離れていない」と主張していたんだ。

 本紙デスク 車に乗る以上、事故の可能性はある。問題は事故を起こしてしまったことではなく、適切な対処をせずに逃げてしまったことだ。動揺してしまうのは仕方ないが、人間の本質はこういう緊急事態に見えてくるもの。失望した関係者も多いだろう。

 リポーター 仕事の関係先は対応に追われました。事故直後に出演映画2本の公開が控えていただけに、配給先は大打撃となった。特に今月6日公開の「十二単衣を着た悪魔」は主演作。配給元は「個人の罪と作品は違う」と公開したけど、興収面に大きな影響が出るのは間違いない。

 ワイドデスク 時計の針は戻せない。まずすべきことは、被害者にしっかりとわびて、許してもらうことだ。芸能活動をどうするかは二の次だろう。

 本紙デスク 現在、被害者側との示談交渉が進められているそうだ。まだ話はまとまっていないが、事務所側は「事件そのものは年内にすべて決着がつく予定」と関係先に明かしている。事務所側は伊藤を当面謹慎させる意向だが、果たして復帰はできるのか。

 週刊誌記者 示談が成立しても、起訴される可能性はある。起訴猶予になったとしても、すぐに復帰とは到底いかない。スポンサーの提供で成り立つテレビへの出演はまずは困難。元々決まっていた主演映画も製作が流れたと聞く。小規模の舞台など、小さな仕事からまた積み上げていくしかないのでは。

 リポーター 本人はやってしまったことを後悔して、ひどく落ち込んでいる。事務所の社長や幹部が迷惑をかけた関係先に謝罪行脚をしているが、かなりの賠償金を抱えることになる見込みだ。そのためにも仕事をしなければならないが…。

 ワイドデスク 復帰を目指すとしても、いばらの道が待っているね。

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2020年11月8日のニュース