「麒麟がくる」昆虫・マイマイカブリが話題!藤吉郎 自身なぞらえ「飛ばぬ虫で終わりたくない」

[ 2020年11月8日 22:30 ]

大河ドラマ「麒麟がくる」第31話。「金ケ崎の退き口」の殿(しんがり)を志願し、虫を捕まえる木下藤吉郎(佐々木蔵之介)(C)NHK
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 俳優の長谷川博己(43)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)は8日、第31話が放送され、朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)と戦った織田信長(染谷将太)の撤退戦「金ケ崎の退き口」(1570年、元亀元年)が描かれた。オサムシ科の昆虫「マイマイカブリ」がSNS上で話題になった。

 俳優の佐々木蔵之介(52)演じる木下藤吉郎が、退却戦の殿(しんがり)を志願。藤吉郎は明智光秀(長谷川)に妹を亡くした身の上話をした後、「ご存じか?この虫には、羽がある。しかし、こやつは使い方を知らぬ。飛ぶことを知らんのです。この狭い地べたをはい回って、一生を終える。この虫はわしじゃ」と捕まえた虫を自身になぞらえ「わしにも羽はある!わしは飛ばぬ虫で終わりたくない」と手柄がほしいと土下座し、お願いした。

 マイマイカブリは羽(翅)はあるが、後翅が退化しているなどして飛べないため、インターネット上には「マイマイカブリ?」などの書き込みが相次ぎ、一時はYahoo!リアルタイム検索のトレンド30位以内に入った。

 「麒麟がくる」は第25話(9月27日)のサブタイトルも「羽運ぶ蟻」と虫を引き合いにした。

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2020年11月8日のニュース