野田洋次郎 収容人数の制限の“差”に違和感「現実的で実践的なルールを随時アップデートするべき」

[ 2020年11月8日 14:22 ]

ロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎
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 人気ロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎(35)が7日、自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスの感染拡大対策において、イベントの種類によって収容人数の差があることに疑問を投げかけた。

 野田は「疑問」という書き出しで文書を投稿。「多くの舞台やミュージカル、お笑いライブ、映画館ではもう定員の8割~10割、ほぼ通常通りのお客さんを入れて公演を行っています。笑い声や拍手で溢れています。マナーを守りながら楽しんでいます。ミュージカル公演では演者が客席に向かって歌い、バンド演奏が入っているものも多くあります」と現状を説明しつつ、「僕らミュージシャンが行う音楽ライブも感染対策を行いお客さんにマスクをつけてもらい、歓声や歌声を控えてもらい同じルールでやっているにも関わらず、音楽ライブは基本的に観客席5割以下の制限がいまだガイドラインで設けられています。この違いはなんでしょう」と問いかけた。

 さらに「集まる人数が多い分、スタッフの増強や感染対策が当然必要になりますが運営する側はそれに見合うだけの対策を徹底して行います」と主張。「ライブハウスも舞台などの劇場同様の規模感で感染対策を徹底し、決められた基準に則っているにも関わらず観客制限が厳しいようにも思います」と訴えた。

 「この曖昧なルールに少し違和感を覚えます。皆さんはどう思いますか?」と疑問符を付け、「各国からの渡航者のウィルス検査をこの段階で緩和するのであれば国内の産業にも同じように現実的で実践的なルールを随時アップデートするべきだと感じます。『コロナウィルスと共に生きる』という命題を皆で一緒に考えていきたいです」と続けた。

 この投稿に、賛否の声が集まる中、野田は再び投稿。「色んな意見をありがとう。どちら側の意見も、腑に落ちるものがいくつも。一つじゃない正解を、その都度探していきたいです」と記した。

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2020年11月8日のニュース