志尊淳、柴咲コウ、水川あさみが監督デビュー! 山田孝之ら発起人で映画製作プロジェクト

[ 2020年9月16日 17:02 ]

「MIRRORLIAR FILMS」プロジェクト発表記者会見に出席した山田孝之
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 俳優の山田孝之(36)、阿部進之介(38)らが発起人を務める新企画「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)」の記者会見が16日、都内で行われ、志尊淳(25)、柴咲コウ(39)、水川あさみ(37)が映画監督に初挑戦することが発表された。

 年齢、職業問わず多くの人に映画製作のきっかけや魅力を伝え、まだ世の中に気付かれていない才能を発掘する目的で立ち上がった同企画。36人のクリエイターが手がけた短編映画を集め、全4回に分けて全国上映を行う。全作品の上映が終わった後、映画祭が開催され、そこでグランプリ作品を決める。賞金は500万円。36人のうち24枠が著名人やすでに映画界で活躍する人物の作品で、残りの12枠が一般公募からの選出となる。

 この日は著名人枠となる24人の内、12人が先駆けて発表された。志尊、柴咲、水川のほか、安藤政信(45)、「新聞記者」で「第43回 日本アカデミー賞」最優秀作品賞を獲得した藤井道人氏、紀里谷和明氏、山下敦弘氏らが名を連ねた。そして発起人の山田と阿部も参加することも明らかに。山田は映画「ゾッキ」(2021年公開予定、竹中直人、斎藤工との共同監督)に続く映画監督2作品目となる。

 山田は発起人ゆえ「賞金はもらえないから、なんでもやってやろうと思う」と笑いつつ、「時間や予算が限られている。制限があるからこそ刺激的なアイデアで作りたい」と意気込み。監督デビューとなる志尊、柴咲、水川に対しては「カメラの前と後ろにいるときの苦労は違うのでそれを感じ取ってほしい。とてもワクワクする。今後俳優をやる上で監督の気持ちや苦労を知っておくのはすごく大事」とアドバイスを送った。

 また、監督作のキャスティングについて「実はほかの数名の監督さんから『孝之出てよ』と言われてる」といい、「全部応えていたら山田だらけの映画祭になって悲惨なことになるので、自分の作品に自分は出ないです。違う監督を、自分の作品にキャスティングしてやろうかと」と構想を語った。

 一般応募の締め切りは来年2月28日。尺は5分から15分の短編で、テーマは「変化」。選出された12作品は著名監督の作品とともに、2021年夏より全国の劇場で上映される。

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2020年9月16日のニュース