デーブ・スペクター氏 同じフロアに住んでいた岸部四郎さん偲ぶ「穏やかで、気前が良くて」

[ 2020年9月16日 11:07 ]

デーブ・スペクター氏
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 放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が16日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)で、8月28日に71歳で亡くなった岸部四郎さんを悼んだ。

 ザ・タイガースのメンバーで俳優としても活躍した岸部さんは、日本テレビ「ルックルックこんにちは」の司会を約13年間半に渡って担当。この頃、同じマンションの同じフロアに住んでいたデーブ氏は「『ルックルック』も時々出させていただきました」と思い出を振り返った。

 「体は大きいんですけど穏やかで、気前が良くて。部屋の中は、いろんなものが集めてたので博物館みたいだったので。気前が良いものですので、値段は高いものではないんですが、ブリキみたいなおもちゃをくれたりして非常に楽しい人だったんです」と人柄を紹介。

 「ルックルックこんにちは」について、「この情報番組のキャスティングは意外だったんです」と語り出し、ワイドショーの司会者は放送前の打ち合わせ時間が長いのに岸部さんは「ギリギリの時間でスタジオに行くんですよ、テレビ局に」とエピソードも披露。デーブ氏が「なぜ?」と聞いたら、岸部さんは「何も知らない方が素朴なことを言えるからその方がいい。自分に合っている」と答えたという。

 デーブ氏は「本当にそういう性格だったので。晩年はね、ちょっと闘病が長かったんですけども本当にいい人でした」と惜しんだ。

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