吉村府知事 コロナ追跡システム「大阪でうまくできれば全国で活用を」

[ 2020年5月18日 19:55 ]

吉村洋文大阪府知事
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 大阪府の吉村洋文知事が18日、MBS系「ひるおび」に出演し、新型コロナウイルス対策で今月中の導入を目指す「コロナ追跡システム」の開発費を80万円と明かした。「国会議員に1カ月100万円渡される文書通信交通滞在費より安い。もし大阪でうまくできれば全国で活用してほしい」とアピールした。

 同システムは不特定多数の人が訪れるイベント会場や店舗で府が発行するQRコードを掲示してもらい、利用者はスマートフォンで読み取ってメールアドレスを登録するよう促す。利用者から感染者が発生した際、その場にいた人に一斉メールで注意喚起する。その後読売系「情報ライブ ミヤネ屋」に続いて出演した同局「かんさい情報ネットten.」では、スマホを持たない利用者には住所を記入してもらう案を示し、「100人中98人ができるならそれでもやっていこう」と強い意思を示した。

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