じゅんいちダビッドソン“キャンプごはん本”が話題 料理下手キャラでも…「あえてね」

[ 2020年5月18日 16:34 ]

キャンプご飯の料理本を発売する、じゅんいちダビッドソン
Photo By 提供写真

 サッカー元日本代表MF本田圭佑(33)のそっくり芸人、じゅんいちダビッドソン(45)が手がけた初の料理本「へたキャンごはん なんなら全品ベランダでも楽しめますね~!」(今月27日発売予定)が、注目を集めている。本紙の電話取材に応じた、じゅんいちは「逆転の発想ですよね。料理がヘタやから、料理の本を出すんです、あえてね」と本田の“名言”を引き合いに、自信を示した。

 本業以外にも、新ビジネスなど手広く活躍し「サッカー界のパイオニア」と呼ばれる本田圭佑。その“本家”と同様に、じゅんいちが新機軸に挑む。

 趣味のアウトドアを生かしたYouTubeのキャンプ動画や、オンラインサロン「じゅんいちダビッドソンのキャンプ村」が人気。「へたキャンごはん~」は、そのキャンプで作る簡単お手軽な絶品料理「キャンプごはん」を紹介したもの。

 今年2月に出版関係の知人の薦めで企画が立案。「僕のキャンプ動画を見たファンの間で、僕のキャンプが下手だと。それで“へたキャン”みたいなキャラになっているんですが、その料理を本にしたら面白いなと思ったんです」。3月にキャンプ場やスタジオで撮影し完成した。本人は「ホットサンドも丸コゲにする男ですよ」という“腕前”だそうだが、市販食材を使用して、誰でも作れる美味80品ほどが掲載されており、既にRakutenブックスやAmazonなどで予約受付を開始している。

 本田圭佑と言えば、学生時代から練習ノートに、カロリー計算や栄養素などを考慮して食事内容まで書き記し肉体強化につなげる努力をしたことは有名。「カロリー計算ですか?キャンプに行って、カロリーを気にしていたら楽しめないので、行く前にカロリー摂取量を注意するということですねー」と本田ばりにキッパリ。「本を出すにあたって、フードコーディネーターさんとも、やりとりをしました。僕の料理にアドバイスをくれるというかね、そういう形で。でも、レベルの高い料理を紹介されて。(インスタ)映え、みたいな。申し訳ないけど、僕の実力では、それは作れないから“レベルを下げてくれ”という修正作業をずっとしていましたね」。冗談交じりに振り返ったが、コンセプトを徹底した辺り出来映えに自信のほどがうかがえる。

 「僕がキャンプ場で食べるのが好きな『たまごかけご飯』とか、『ソーセージを焼いたやつ』とかも載せました。めっちゃ普通のたまごかけご飯ですよ。無洗米を炊いて卵かけて、しょうゆ。たまごかけご飯を紹介する料理本なんて、なかなかないでしょ」と斬新な仕上がりを強調。本田がブラジルの名門ボタフォゴに新加入したことにも触れ、「(ブラジル料理の)シュラスコも掲載していますよ」とニヤリ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外出自粛が続く。キャンプ地の制限解除は不透明な状況となっているが、「自宅でも作れることも楽しんでもらいたいし、室内でもキャンプご飯を楽しんでもらいたいですね」とアピールしていた。

続きを表示

この記事のフォト

2020年5月18日のニュース