ボビー・オロゴン容疑者、長年にわたり…妻がDV被害告白「まるで弱い者いじめの状態でした」

[ 2020年5月18日 05:30 ]

ボビー・オロゴン容疑者
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 タレントのボビー・オロゴン(本名・近田=こんだ=ボビー)容疑者(54)が妻(46)の顔面を指先で叩いたとして暴行の疑いで埼玉県警に逮捕されてから一夜明けた17日、さいたま市浦和区の自宅で、妻が取材に応じた。

 玄関先に姿を現し「一言だけ伝えたいことがあります」と切り出した。傍らで子供らも見守る中、「長年、主人からさまざまなDV(ドメスティックバイオレンス)を受けてきました」と告白。「まるで弱い者いじめをされている状態でした」と目を赤くして言葉を詰まらせながら語った。新型コロナウイルス対策の外出自粛などのストレスから世界的にDVが急増しているが、一過性ではなく、長年にわたる被害だと訴えた。

 これまで、嫌がらせでガスを止められたり、オロゴン容疑者から「家を売りたいから今すぐ出て行ってくれ。協力できないのなら眠れなくしてやる」などと暴言を吐かれたこともあったという。「“離婚届をとっとと書いて渡せ”と言われたり、そういうことが長年たくさんありまして、ずっと我慢してきました」と訴えた。

 日本人である妻は、オロゴン容疑者と都内のバーで出会い1999年に結婚。2男3女の子供がいる。

 オロゴン容疑者は「暴力はやっていない」と容疑を否認。捜査関係者は「妻に大きなケガはなく、同居する子供への被害もなかった」と話している。

 妻は「昨日(16日)のことは警察に全て話しました」と説明。約1分間にわたる“告発”が終わると、取材陣から「離婚の予定は?」との質問が飛んだが、頭を下げるだけで明確に返答することなく家の中へと入っていった。オロゴン容疑者は18日に送検される見通し。

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