吉村府知事、コロナ第2波に備え大規模抗体検査に意欲「市中にどれだけ広がっているか重要な指標」

[ 2020年5月18日 16:52 ]

吉村洋文大阪府知事
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 大阪府の吉村洋文知事(44)が18日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演。新型コロナウイルスの感染の有無を調べる抗体検査について「是非やっていきたい」と意欲を示した。

 大阪は厚労省の1万人規模の調査に協力する形で来月3000人に抗体検査を実施する。対象は今月中に大阪府の健康アプリの登録者から抽出すると、番組で伝えた。

 吉村府知事は感染第2波に備えて「抗体検査を是非やっていきたい」とコメント。「市中にどれだけ感染が広がっているか、(調査が)重要な指標になる。実は無症状だけど感染していた、抗体を持っていたという人がどれぐらいいるのか。病院単位で調査をやっていた所はあるが、大規模調査はなかったので。この病気の感染率はどのくらいか、あるいは致死率がどのくらいか、今後の戦略が変わってきますから」と説明。

 検査対象者は無作為で抽出すると述べ、「この調査で重要なのはバイアスをかけないこと。アプリを使ってやろうとしていますが、今6万人くらい登録してくださっています。住所や性別が分かるので、その中で大阪市民は例えば1000人、北部は何人、男性女性、年代別にと分けて、できる限り広い範囲で色眼鏡をすることなく検査することが重要だと思っています」と語った。

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2020年5月18日のニュース