舛添要一氏 検察庁法改正、今国会見送りに「猛省を!」 ごり押しすれば「法は廃れ…」

[ 2020年5月18日 18:05 ]

舛添要一氏
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 元厚労相で前東京都知事の舛添要一氏(71)が18日、自身のツイッターを更新。政府、与党が検察官の定年を延長する検察庁法改正案の今国会成立を断念したことに反応した。

 政府、与党は改正案を週内にも衆院通過させる方針だったが、世論の批判の高まりを受けて転換。採決に突き進めば政権運営への打撃は避けられず、新型コロナウイルス対策にも影響しかねないと判断した。

 舛添氏は「政府自民党は、検察庁法改正案を今国会では見送ることを決定した」と伝え、「民主主義国家の基本は法である。その解釈をする内閣法制局長官を自分の考え方と同じ者にするような人事を行ったり、今回のような明確な検察庁法違反を解釈でごり押ししたりすれば、法は廃れ、独裁に道を譲ることになる。猛省を!」とツイートした。

 検察官の定年延長を可能にする検察庁法改正案については、ツイッター上で芸能人が抗議の意思を示すなど、ネットを中心に関心が高まっていた。

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