劇団「ポップンマッシュルームチキン野郎」主宰の吹原幸太さん死去 37歳 脳幹出血で

[ 2020年5月18日 12:11 ]

 劇団「ポップンマッシュルームチキン野郎」主宰の吹原幸太(ふきはら・こうた)さんが17日未明、脳幹出血のため亡くなった。37歳だった。18日、劇団の公式サイトで発表された。

 公式サイトは「ポップンマッシュルームチキン野郎主宰の吹原幸太が5月17日未明、脳幹出血のため急逝しました。満37歳でした」と発表。「あまりに突然のことで、劇団員一同、まだ動揺している状態です。彼は劇団の全てであり、友人としてもかけがえのない、なくてはならない大切な存在でした」と記した。

 同劇団は17日、6月に予定していた公演「R老人の終末の御予定」「コチラハコブネ、オウトウセヨ」の中止を発表していたが、「公演中止については昨日発表した通り、新型コロナウイルスの感染拡大が要因であることを、改めて申し上げます。つい数日前、吹原も参加していた劇団会議にて、中止にすることがほぼ決定しておりました。タイミングが重なってしまいましたが、何卒誤解されませんよう、心よりお願い致します」と呼びかけた。

 吹原さんは福岡県大牟田市出身。法大在学中の05年に同劇団を旗揚げ。09年にフジテレビ系で放送された連続ドラマ「オトメン(乙男)」のほか、19年公開の映画「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」などで脚本を務めた。

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2020年5月18日のニュース