仲邑菫初段ら囲碁棋士70人、医療従事者へ感謝の動画「ありがとうござます」

[ 2020年5月18日 18:56 ]

医療従事者への動画「感謝の連碁」に出演した仲邑菫初段
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 囲碁の最年少プロ棋士・仲邑菫初段(11)が18日、新型コロナウイルスと最前線で戦う医療従事者への感謝の気持ちを込めて、父の信也九段(47)ら棋士70人で113手の詰め碁を連碁で打った動画「『感謝の連碁』~棋士から医療従事者の皆さまへ~」をアップした。芝野虎丸名人・王座(20)に始まり、最後はハート型の詰め碁を完成させた仲邑が石を取り上げた。

 父と碁盤を挟んだ仲邑は「こんなに石を取ったことは?」との問いに「初めてかも知れません」とはにかみ、「こんなに石を取ったら?」には「最高の気持ちです」と応じた。医療従事者へのメッセージには「ありがとうござます」とした。

 仲邑は昨年4月、英才特別採用推薦棋士第1号として10歳0カ月でプロ入りし、昨年度の22勝15敗が同期13人中、対局数、勝ち数も最多。ところが感染拡大の影響を受け、4月7日以降対局がない状況が続いている。

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