堀江貴文氏 検察庁法の改正、今国会成立断念で改めて検察批判「あの手この手で権力を維持しようとする」

[ 2020年5月18日 18:27 ]

堀江貴文氏
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 実業家の堀江貴文氏(47)が18日、自身のツイッターを更新し、政府、与党が検察官の定年を延長する検察庁法改正案の今国会成立を断念したことに対して投稿。「こうやって検察はあの手この手で権力を維持しようとすることがよーくわかったよね。そして多くの人たちがその問題点に気づかぬまま」と語った。政権だけでなく、検察にも問題があるとの持論で問題提起した。

 検察庁法改正への抗議活動は、一般人のみならず、著名人も参加する形で、SNS上で広がっていた。その大多数は安倍晋三政権に対するものだったが、一方で、堀江氏は先週から自身のツイッターで異論を展開。「#検察庁法改正案に抗議しますとか言ってる奴ら、むしろ問題なのは検察官起訴独占主義と独自捜査権限と人質司法のコンボなのであって、そこが三権分立を脅かしてること知ってるんかいな」と投稿し、さらに「定年延長なんぞ些末な事項にすぎぬ。そんなクソどうでもいいことに馬鹿は気付かず、ほくそ笑むのは検察ばかりなり」と、つづっていた。

 堀江氏は、自身のYoutube動画でもこの件については投稿しており、検察について「何一つ民主的プロセスを経ないで権力を手にした検察官が正義の味方と信用してしまってる奴らはキムタクのドラマの見過ぎ笑」と指摘。「こういうこと書くと、安倍政権の犬がとかリプしてくる馬鹿いるけど、私は是々非々で判断してる。例えば緊急事態宣言は愚策であると批判してるぞおれ」と、安倍政権への擁護ではない、と断言していた。

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2020年5月18日のニュース