吉村府知事 特措法改正に持論「罰則入れるなら支援も」

[ 2020年5月18日 13:56 ]

吉村洋文大阪府知事
Photo By スポニチ

 大阪府の吉村洋文知事(44)が18日、TBS系「ひるおび!」(月~金曜前10・25)にゲスト出演し、将来的な「新型インフルエンザ等対策特別措置法(特措法)」の改正の必要性について持論を述べた。

 現在の特措法では、強制力や罰則のある外出自粛指示ができず、また自粛期間中の休業補償なども明確には規定されていない。MCの恵俊彰(55)から、特措法について「後々、強制力というのはあるべきですか?」と問われると、知事は「日本はいざという時に一致団結する力がものすごくあって、『お願いベース』でここまでできたのはものすごいことだと思っています」と国民の忍耐力の成果を称賛した。

 一方で知事は「そこに政治が乗っかりすぎだと思う。休業要請も政府や自治体がやるのに、それに対する補償や支援は明確には何も規定されていない。だけども要請だけはするという状況です。僕は罰則というのも、先のことを考えると、入れるべきだと思いますし、罰則を入れるなら支援も入れないと」と持論を展開。「問題をあいまいにしている気がしてならないですね。この特措法は」と法の不備を厳しく指摘した。

続きを表示

2020年5月18日のニュース