3代目ジャイアン声優・木村昴 オーディション合格を唯一打ち明けた相手は…

[ 2020年3月26日 14:50 ]

 声優の木村昴(29)が26日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜正午)に出演。2代目ジャイアンになるまでのエピソードを話した。

 着席早々、MCを務める黒柳徹子(86)から「ジャイアンの声で自己紹介お願いして良いですか?」と振られ、「みんな、俺様が木村昴29歳だぜ。声優をやっております。よろしくお願いします」と、軽妙に挨拶した木村。ドイツで生まれ、7歳で来日。母親の教育方針でインターナショナルスクールには入らず、芸事をやりながら日本語を学べば良いのでは?と、児童劇団に入った。

 もともと目立ちたがり屋でお調子者。子役時代、現場で会った有名人を学校の友達に自慢するのが楽しみだったという。声優になるきっかけも「ドラえもん」の声優陣が交代になるニュースがあったとき、友達にドラえもんのオーディションに行ったことを言えたら人気者になるかも!という、目立ちたい一心だったことを明かした。

 14歳のときに受けた、人生初の声優オーディションの最終審査は、100点満点中7点。絶望から一転してジャイアン役をつかんだが、公式発表になるまで家族にさえ口外禁止だったという。「世間に発表するまで2ヶ月あったんです。でもどうしても我慢ができなくなってしまい、ただ唯一1人だけ、祖母に『ジャイアンになったんだ』とお話したんですけども。おばあちゃまも秘密をずっと守ってくれて」と打ち明けた。

 そこから漫画を読む日々が始まった。「幼少期から自宅にテレビがなく、アニメはおろか漫画もなかなか読む機会がなかったので、声優デビューのタイミングで漫画を全巻読むことになって」と木村。それまで漫画が無かった家に突然「ドラえもん」が全巻届いたことに母親は驚いたが、事情を話せないので誤魔化しつつ、コソコソと読みながら練習していたという。
 
 栄えある声優デビューは家族で視聴。「唯一打ち明けました祖母の家で、家族みんなで集まりまして、第1話の放送を見ましたね」と木村。懐かしそうに振り返っていた。

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2020年3月26日のニュース