渡辺王将の強攻を誘発した広瀬八段4二銀

[ 2020年3月26日 05:30 ]

第69期大阪王将杯王将戦 7番勝負第7局第1日 ( 2020年3月25日    新潟県佐渡市・佐渡グリーンホテルきらく )

A図
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 【第1日のポイント 関口武史】決着局の7局目、先手番を得た渡辺は三たび矢倉を選択。広瀬も承知で駒組みを進める。△6四歩が趣向で、腰掛け銀から右四間飛車と攻勢の構えを取る。

 後手番ながら広瀬が積極策を採用すると渡辺は▲3七桂~5七角と開戦に備え午前を終える。

 昼食休憩時のインタビューで渡辺は「どちらが主導権を握るか」と語り、駒組みが飽和に近いとの認識を示した。広瀬は53分の長考で不退転の決意を示し、△4二銀(A図)を着手する。銀の動きが手損になるが、角道を通し主導権を取りにいった。次の△6五歩が厳しい狙いで、右四間飛車の破壊力を生かす方針だ。広瀬のこの銀引きが渡辺の強攻を誘発する。王将決着の大一番は、初日から目の離せない激しい戦いとなった。(本紙観戦記者)

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