市村正親 “人生初デート”の同級生と53年ぶりに再会し涙「うれしいね。人生だな」

[ 2019年10月16日 21:04 ]

 俳優の市村正親(70)が16日放送のテレビ朝日「あいつ今何してる?SP」(水曜後7・00)で中学の同級生で“人生初デート”の女性(71)とVTR越しに53年ぶりに再会、「人生だな」と目頭を押さえる場面があった。

 「好きだった…」。ちょっと恥ずかしそうに淡い恋物語を打ち明けた市村。

 中学(川越市立初雁中学校)時代の同級生、吉田清子さんが市村の初デートの相手だった。2人はお互いに「マサチカ」「キコ」と呼び合っていた。

 市村によると、中学3年生のとき、新宿の寿司店に一緒に行ったが、お勘定の段になって慌てた。寿司店でアルバイトした経験がある市村は「寿司がうまいと知っていたが、時価がこんなに高いと知らなかった」と振り返る。「お金が足りない。どうしよう…」と弱りきった市村だったが、吉田さんが「私が…」と代わりに払ってくれた、という。

 VTRで登場した吉田さんによると、1年生か2年生のとき、市村から「白い封筒に入ったラブレターのようなレター」をもらったことで距離が縮まったという。

 お互いに別々の高校に進学すると、次第に疎遠になったが、高校3年生のとき、街でバッタリ会った。市村は「うちの文化祭に来てよ」と吉田さんを誘った。吉田さんは、市村に対して「男らしいよりも可愛らしさを感じていた」と振り返る。

 「文化祭には他校の男女もたくさん来ます。私が男の人に声をかけられると、そっぽ向いたり、プーッと(口元を膨らませて)怒っちゃう。すねちゃっていた。可愛いボクですよ。今思うと、私のほうが大人だったのかな」

 これをきっかけに何度かデートしたという2人。そして最後のデートのとき、「帰り、マサチカが電車で送ってくれた。『僕は演劇の道に進む。キコも頑張って…』とお互い励まし合った。手をつないだわけでもないのに…青春の一コマですよね」(吉田さん)

 その後市村は劇団四季の看板俳優として「オペラ座の怪人」「キャッツ」などに出演。四季退団後も舞台、テレビに大活躍し、2007年には長年の功績を称えられ紫綬褒章を受章している。

 吉田さんは市村の舞台を何度か見に行き、陰ながら応援してきた。1年前には「屋根の上のヴァイオリン弾き」の川越公演を観劇、「舞台裏に行って花束を渡したかったですけど、静かに見てました。キコだよってプラカードでも掲げたかったですけど」とほほ笑んだ。

 吉田さんは番組の取材に対し、「どこかの片隅にマサチカが(私のことを)思っていてくださった。ありがたく思います」といい、市村に向かって「これからも頑張って…80、90歳まで劇ができるよう、心からお祈りしたい」とメッセージを送った。

 VTR越しながら「好きだった」彼女と53年ぶりに再会した市村は「くるね、この番組」と涙を見せ、吉田さんから「マサチカ」と呼ばれていたことには「うれしいね。人生だな」と、青春時代の淡い恋心を思い出して感極まってきた。

 市村は84年に劇団四季の女優・八重沢真美と結婚したが、03年に離婚。05年には女優の篠原涼子と再婚。2人の男児をもうけている。

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