藤井七段、名人戦順位戦で無傷5連勝「いい形で折り返すことができた」

[ 2019年10月16日 05:30 ]

宮本広志五段を破った藤井聡太七段
Photo By スポニチ

 将棋の藤井聡太七段(17)が15日、大阪市の関西将棋会館で指された第78期名人戦順位戦C級1組5回戦で宮本広志五段(33)を101手で破り、初戦から無傷の5連勝として首位をキープした。

 振り飛車党の宮本の攻めに対し、受けに回る時間が長かったが、最後まで危なげなかった。終局後は「いい形で折り返すことができた。残り一局一局、全力を尽くして戦っていければ」と後半戦へ向けて抱負を語った。

 前期の藤井は9勝1敗の好成績を収めながら、同じ勝敗で並んだ3人より順位(前期の成績で決まった順位)が下位であったため、B級2組昇級を逃した。今年の順位は3位で、同じく5連勝している棋士の中では最も高位にいる。

続きを表示

2019年10月16日のニュース