友近が吉本・岡本社長に感じた“圧” 「冗談の圧と、本当の圧」

[ 2019年7月23日 16:30 ]

友近
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 お笑いタレントの友近(45)が23日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に生出演。所属先の吉本興業をめぐる一連の騒動で、22日に記者会見した岡本昭彦社長(53)の人柄を明かした。

 「私も何十年前から言い続けてました。この体制で大丈夫かと」と語り出し、今回の騒動で複数の所属芸人がつぶやく「体制」側の問題点を解説。会社に対する意見や要望を上層部まで「伝えてほしい」と側近のマネジャーに頼んでも、なかなか伝わらないという。マネジャーからチーフマネジャーへ。続いてセンター長から副社長へ。さらに秘書を経て社長へ。何段階も踏まないと伝達が進まないため、しびれを切らした友近は直電で岡本社長と面会をとりつけた。

 「1対1で話し合わせてもらった。“会社に対する意見を聞いてほしい”と。そういうことには耳を傾けてくれる方」と性格を紹介。一方で、面談で「これは私だけではなく、他の芸人も思っていることです」と話すと、「他の芸人って誰? その人たちの名前言って」と問い返された。「こっちは本題をしゃべりたいのに(話題が)そっちから行くから。ちょっと、やっぱり委縮しちゃうというか。それが(22日の記者)会見で言ってた『圧』」と一例を挙げた。

 「聞く耳はあるけど、(話し合いの)入り口がそこで、かましてくるところがあるので社員もビビるかもしれない」とマネジャーら一般社員たちの思いを代弁。「だから現場で起こったこと(の報告)を上層部まで上げることもできない。風通しがよくない」と、こうした点でも若手や中堅芸人らが苦慮していることを報告した。

 「圧」には「冗談の圧と、そうじやない圧。私は二つ味わったことがある」とも。「冗談」については、「友近さん、個人事務所を築いて友近プロダクションでもつくるんですか?」と言われたこと。一方で、「他の芸人って誰? その人たちの名前言って」には「本当の圧と感じた」という。

 共演者から「社長とか(大崎洋)会長とかに、なかなか言えないというのは、二人が怖いというのが社内にはあるんですか?」問われると「あると思います」と否定しなかった。

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2019年7月23日のニュース