千原ジュニア 吉本・岡本社長の会見に「非常に残念」「覚悟も踏まえて準備不足」

[ 2019年7月23日 08:30 ]

千原ジュニア
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 お笑いタレントの千原ジュニア(45)が25日、TBS「ビビット」(月~金曜前8・00)に生出演。所属タレントらが特殊詐欺グループとの間に行った闇営業に発する一連の騒動を受けて、吉本興業の岡本昭彦社長(53)が22日に開いた会見について言及した。

 ジュニアは前日の会見中は番組の収録中だったという。「大阪でちょうど収録がスタートだった。出ているのは吉本の芸人だけ。どバラエティーの司会だった。裏で社長が会見している、吉本がこういうことになっているというのは、みんな感じていて、皮肉にもそういうことがあって、『僕らが今できることは笑かすことしかない』という思いからか、普段よりなんかすごい温度が高くて、団結力がすごくて、むちゃくちゃいい収録を終えることができた」と告白。「(スクラムを組もうなどの話は)気持ち悪いほど誰もしない、誰が何を言うわけでもないけど、いつもより温度高くて、いい空気が流れてるな、みんなが同じ方向に向いてるなという収録だった」と明かした。

 会見については「納得したという方が、24.3%もいるということにびっくりするし、記者会見としては非常に残念。一方で芸人が6000人、社員が1000人いる(会社の)社長がよっぽどの英断を下すならということもあるが、本当に寝耳に水、クーデターな記者会見が土曜日に行われて、そこから動いて、日曜をはさんで、中一日でやったことが全ての間違いだったのでは。拙速すぎるな、という感じ。あれだけのマスコミを集めて、あっちこっちの方向からくる(質問)を全て納得いくようにさばくというのは、無理だと思う。もちろんそれでも(もっと)はっきり答えることはできると思うが、覚悟も含めて準備不足な感じがする」と感想を述べた。

 岡本社長は、契約解消処分となった雨上がり決死隊の宮迫博之(49)と謹慎中のロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)の20日の会見を受け「あんなにつらい思いをさせてしまい申し訳ない」と謝罪したが、終始歯切れの悪い回答を連発。宮迫が告発した「お前ら(録音のため)テープ回していないやろな」という圧力については「冗談で言った」と釈明した。

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2019年7月23日のニュース