「なつぞら」山田裕貴 十勝の冬を体感し「大切な時間に」極寒屋外会場に観客1000人  

[ 2019年2月2日 20:00 ]

北海道帯広市で開催された「おびひろ氷まつり」に参加し、連続テレビ小説「なつぞら」をPRした山田裕貴(C)NHK
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 NHK連続テレビ小説100作目となる「なつぞら」(4月1日スタート、月〜土曜前8・00)にレギュラー出演する俳優の山田裕貴(28)が2日、ドラマの舞台となる北海道帯広市で開催された「おびひろ氷まつり」の「NHKなつぞら氷フェスタ!」トークライブに出席。PRに努めた。

 女優の広瀬すず(20)がヒロインを務め、2003年後期「てるてる家族」に続く朝ドラ2作目となる脚本家・大森寿美男氏(50)が手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

。山田が演じるのは、なつの幼なじみ・小畑雪次郎役。同じ農業高校に通うなつを演劇部に誘い、卒業後は日本一の菓子職人を目指し、なつと一緒に上京する。

 マイナス5度の屋外ステージながら、約1000人の観客が会場を埋めた。極寒の中のトークイベントを終えた山田は「十勝に住んでいる役をやらせていただいているので、その土地の冬の寒さとか、真っ白な大地とかを感じることができてよかったです。そして、集まってくださった皆さんの表情や反応から、雪次郎はこういう人の中で育ったのかなと想像することができました。十勝の空気や人の温もりを肌で感じたことで、これから役を演じる上でも、とても大切な時間になりました。なつぞらの雪像、大きな氷が美しくて、すごいの一言でした」と笑顔だった。

 広瀬をモチーフにした「なつぞらモザイクアート」もお披露目。全国から投稿された「ヒロインのように夢に向かって頑張る女性」の写真586枚で制作。自分の投稿写真がモザイクアートのどこにあるか確認する人の姿も。20代女性は「山田さんが寒い中、会場の1人1人を気に掛けてくれて、うれしかった」、30代男性は「モザイクアートで娘の写真が広瀬さんの顔の一部に使われていて感動しました。ドラマの放送がますます楽しみになりました」と期待を口にした。

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